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気が向いたら書きます

カードヒーローという最高のゲーム

記事の目的

古いゲームですが面白いので、もっといろんな人にプレイしてほしい

 

※カードゲームのプレイ歴はポケモンカード遊戯王大貝獣物語 THE MIRACLE OF THE ZONE、hearthstoneぐらい。ギャザとかカルドセプトとはやったことないです。

 

カードヒーローとは?

『トレード&バトル カードヒーロー』は、任天堂が2000年2月21日に発売したゲームボーイ用のコンピュータゲームソフト。

トレーディングカードゲームを題材としたオリジナルゲームである。ゲームボーイカラー対応。

現在バーチャルコンソールで販売中。

2007年12月20日に続編が発売。(wiki参照)

 


バーチャルコンソール トレード&バトル カードヒーロー|ニンテンドー3DS|Nintendo

 

 何が面白いの?

カードゲームの内容だけでなく、コンピュータゲーム全体として良かった点をあげてみます。

 

1.オートセーブ機能

データが一つしかなく常にオートセーブされています。

対戦中に電源を切っても、切ったターンから始まります。

逆に言うと、どんなに負けそうでも対戦をなかったことにはできません。

64のシレン2のオートセーブと同じようなものです。(こっちはコントローラーパックという手もありますが・・・

しかも勝率が付きます。

 

それまでのコンピュータゲームでは、負けそうになってもセーブデータを読み込みなおせば対戦をやり直すことが出来ました。

しかし、オートセーブのおかげでより対戦に緊張感が生まれます。

人生みたいなものですね。何回もやり直しできる人生もつまらなそうです。

人によってこの機能は賛否両論だとは思いますが、個人的にはこの機能のおかげでかなり面白さが増していると思います。

 

2.ストーリー

当時においては、他のコンピュータカードゲームに比べるとカードゲームをして楽しむ、というだけでなく物語としても続きが気になり楽しめる内容になっていました。(ネタばれにつき省略)

現在においては、古いゲーム+オリジナルということで、登場人物やストーリー等何の情報も得ないままプレイすることができます。

最近の有名なゲームであれば事前情報がある程度出された状態でゲームすることが多く、ネット上には広告が出されまったく知らないままプレイすることが難しい時代になってきています。個人的にはすごく大事。

(シュタゲネタばれしたやつ一生許さんからな!!)

 

3.覚えやすさ(ネタばれ含む)

新しくカードゲームを覚えるというのはとてもコストがかかります。

カードの効果一つにしても遊戯王やギャザだと何百、何千とあります。

カードヒーローの場合110枚しかありません。

その分戦略の幅が少ないと言われるかもしれませんが、カードヒ―ローの最大の面白さは駆け引き(後述)にあると思ってます。

ルールにおいても、チュートリアルがとてもしっかりしていて、「このカードどう使うの?」といったことにはなりません。

 

 4.配置型カードゲーム(ネタばれ含む)

初期の手札は5枚

カードの種類は

  • マスターカード(プレーヤーの分身)
  • モンスターカード
  • マジックカード(手札から直接使うカード)

があります。

そして下記のような形のゲーム版で行われます

 

   

 相 

-------------

前 自 

後   

 

自/相は各プレーヤーの分身のマスターカードが置かれ、

前/後にモンスターカードを置いて戦います。

モンスターカードには攻撃できる距離が設定されており、

どこに配置するかを後々の行動も含め考えるて戦う必要があります。

 

マスターカードにはHPがあり(3~10)、先に0にした方が勝利です。

 

そして一番大事なストーンという概念がこのゲームがあります。

各ターンに3個ずつ配られ、そのストーンを使いつつ対戦します。

   ・消費

 モンスターを場に出すのにストーンを消費

 モンスターのレベルアップでストーンを消費

 マスターカードの特殊能力でストーンを消費

 マジックカード使用時にストーンを消費 

 

 ・増える

 各ターンに3個ずつ増える

 マスターカードダメージを受けるとストーンが増える

 自分のモンスターがやられるとストーンが増える

 マスターカードの特殊能力でストーンが増える

 

このように、ストーンの増えたり減ったりを計算して対戦していくのがとても楽しい。

よくあるのカードゲームにある、カードを出して強さを競うだけというのとは違いここに駆け引きが生まれます。

ここで相手を攻撃するとストーンが増えるので攻撃しないでおこうとか。

逆に、相手に攻撃をさせるよう仕向けたり等さまざまあります。

 

5.細かい要素(ネタばれ含む)

 ゲーム内で細かい要素が多々あります。

  • 現実時間で1日が経過するとお母さんから1日50円もらえる
  • カード同士を合成して別のカードを生み出せたり出来る
  • ゲーム内にカードショップがあり実際にパックを買ったり売ったりもできる
  • ゲーム内のプレイヤーとのランキング機能

などなど

 

いいことばかり言ってるけど悪い点も言えよ!

もちろん、今から始めるにあたり思うところはあるので上げていきます。

 

・やっぱりカードの種類が少ない

昔のゲームということもありしょうがないとも言えますが、遊戯王やギャザのように長く遊ぶという点においてはいささか物足りなさがあります。

 

・ユーザーとの対戦がまずできない

カードゲーム自体の面白さはここにあると思います。

ですが人対人というのがもうできません。

昔は続編でWIFIバトルなどができましたが今では出来ないです。(リアルのカードも昔はありました)

なので、デッキを作ったので誰かと勝負しようというわけにはいきません。

 

・グラフィックの問題

GBなので現在においてはグラフィック面はかなりさびしいです。

そこがいいという場合もありますが。

 

・CPUの考える時間

今の時代どんなことも早く早くという時代になってきました、

そういう人にとって当時のCPUの考える時間はとても長く感じるかもしれません。

 

まとめ

悪いことを後に書くと悪い方に目が行きがちですが、それを差し引いてもとても面白いです。

「思いで補正じゃない?」と言われればそれまでですが、すこしでも多くの人に楽しんでもらえれば嬉しいです

また、昔やったことある人も思い出してもらえたら嬉しいです。